スマホやタブレットでマンガを読む時代、あなたはどの電子書籍サービスを使っていますか？

「無料で読めるマンガが多いサービスはどこ？」「ポイント還元率が高いのはどのプラットフォーム？」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は電子書籍サービスによって、品揃え、価格、使い勝手は大きく異なります。

私自身、月に30冊以上マンガを読む筋金入りのマンガ好きとして、主要な電子書籍サービスを全て使い倒してきました。

この記事では、実際に使ってみて分かった各サービスの強みと弱み、そして自分に合った電子書籍サービスの選び方を徹底解説します。

これを読めば、あなたのマンガライフがもっと豊かになること間違いなしです！

電子書籍サービスを選ぶ際のポイント

電子書籍サービスを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

まず考えるべきは「自分がどんなマンガを読みたいか」という点です。

新刊をすぐに読みたいのか、過去の名作を楽しみたいのか、それとも特定のジャンルに特化したいのかによって、最適なサービスは変わってきます。

また、以下の5つの観点から各サービスを比較することが大切です：

1. マンガの品揃え（タイトル数と独占作品）
2. 料金体系（定額制か都度課金か）
3. ポイント還元率と割引キャンペーン
4. 読書環境（アプリの使いやすさ、対応デバイス）
5. 特典・独自サービス（無料お試し、先行配信など）

これらのポイントを踏まえながら、主要な電子書籍サービスを見ていきましょう。

主要電子書籍サービス比較一覧

まずは主要な電子書籍サービスの基本情報を一覧表で比較してみましょう。

サービス名	マンガ作品数	料金体系	ポイント還元	特徴
Kindle	約20万冊以上	都度課金+Unlimited月額980円	最大10%	品揃え最大級、Unlimitedで読み放題
楽天ブックス	約15万冊以上	都度課金	最大16%	楽天ポイントが貯まる・使える
BookLive!	約10万冊以上	都度課金	最大20%	クーポン配布が頻繁、ポイント還元率高め
コミックシーモア	約12万冊以上	都度課金+読み放題プラン	最大15%	NTTグループ運営、TLコミック充実
ebookjapan	約13万冊以上	都度課金	最大50%相当	半額クーポン頻繁、PayPay連携
まんが王国	約8万冊以上	都度課金+読み放題作品あり	最大50%	無料試し読みページ数が多い
dマガジン	雑誌中心+マンガ	月額440円	なし	雑誌読み放題+一部マンガも読める

次に、各サービスの特徴を詳しく見ていきましょう。

Kindle：品揃え最強の王者

Amazonが運営するKindleは、電子書籍サービスの中でも最大級の品揃えを誇ります。

特にマンガのラインナップは約20万冊以上と圧倒的で、新刊から名作まで幅広くカバーしています。

Kindleの強み

Kindleの最大の魅力は「Kindle Unlimited」という月額980円の読み放題サービスです。

対象作品は約12万冊以上あり、特に少し前の人気シリーズや独占タイトルが充実しています。

例えば「キングダム」「進撃の巨人」などの人気作品の過去巻や、Amazonオリジナルのマンガも読めます。

また、プライム会員なら「Prime Reading」で一部の作品が無料で読めるのも嬉しいポイントです。

さらに、Kindleセールは頻繁に開催され、50%オフ以上の大型セールも珍しくありません。

Kindleの弱み

一方で、Kindleの弱点もあります。

Kindle Unlimitedは対象外の作品も多く、特に最新刊や超人気作品は別途購入が必要なケースがほとんどです。

また、ポイント還元率は最大10%程度と、他のサービスと比べるとやや低めです。

さらに、Kindleで購入した作品はKindleアプリ以外では読めないため、プラットフォームにロックインされる点も注意が必要です。

こんな人におすすめ

Kindleは以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• 幅広いジャンルのマンガを読みたい人
• 月に10冊以上マンガを読む重度のマンガ好き
• すでにAmazonをよく利用している人
• 過去の名作を一気読みしたい人

特に「とにかく選択肢が多いサービスがいい」という方には最適です。

楽天ブックス：ポイント活用で賢く読む

楽天ブックスは、楽天経済圏を活用したい方に最適な電子書籍サービスです。

楽天市場でのショッピングと連携してポイントを貯めたり使ったりできる点が最大の特徴です。

楽天ブックスの強み

楽天ブックスの最大の魅力は、楽天ポイントとの連携です。

通常のポイント還元率は1%ですが、SPU（スーパーポイントアッププログラム）を活用すると最大16%のポイント還元を受けられます。

また、楽天市場のお買い物で貯めたポイントをそのままマンガ購入に使えるのも便利です。

さらに、楽天ブックスは定期的に「半額セール」や「ポイント倍付けキャンペーン」を実施しており、賢く利用すればかなりお得にマンガを読めます。

楽天ブックスの弱み

一方で、楽天ブックスには弱点もあります。

品揃えはKindleと比べるとやや見劣りし、特に一部の出版社の作品がラインナップから抜けていることがあります。

また、読み放題プランがないため、量を読む人には都度課金が負担になる可能性があります。

アプリの使い勝手も他サービスと比べるとやや劣る印象で、検索機能や本棚の整理機能に改善の余地があります。

こんな人におすすめ

楽天ブックスは以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• 楽天経済圏をフル活用している人
• ポイント還元率を重視する人
• セール時にまとめ買いするスタイルの人
• 人気の少年・少女マンガを中心に読む人

特に「楽天カードや楽天モバイルなど楽天サービスをすでに使っている」という方には相性が良いでしょう。

BookLive!：クーポン戦略で賢く読む

BookLive!は、クーポン配布の頻度が高く、上手に活用すれば非常にお得にマンガを読めるサービスです。

特に新規ユーザー向けの特典が充実しています。

BookLive!の強み

BookLive!の最大の特徴は、頻繁に配布される割引クーポンです。

新規登録時には最大50%オフクーポンがもらえるほか、毎週末には20〜30%オフクーポンが配布されることも珍しくありません。

また、ポイント還元率も最大20%と高めで、「BookLive!プレミアム会員」（月額330円）に入ると常に購入額の10%がポイント還元されます。

さらに、無料マンガの品揃えも豊富で、1巻まるごと無料のタイトルも多数あります。

BookLive!の弱み

一方で、BookLive!にも弱点があります。

全体的な品揃えはKindleや楽天ブックスと比べるとやや少なめで、特にマイナーなジャンルの作品は見つかりにくいことがあります。

また、読み放題プランがないため、大量に読む人には向かない可能性があります。

ユーザーインターフェースもやや古い印象で、特に検索機能や本棚の管理機能は改善の余地があります。

こんな人におすすめ

BookLive!は以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• クーポンやセールを活用して賢く購入したい人
• ポイント還元率を重視する人
• 少女マンガやTL（ティーンズラブ）マンガをよく読む人
• 無料作品で新しいマンガとの出会いを求める人

特に「セール情報をこまめにチェックできる」という方には大きなメリットがあります。

コミックシーモア：TLマンガに強い老舗サービス

NTTグループが運営するコミックシーモアは、特にTL（ティーンズラブ）マンガのラインナップが充実している電子書籍サービスです。

老舗ならではの安定感も魅力です。

コミックシーモアの強み

コミックシーモアの最大の特徴は、TLマンガやレディースコミックの品揃えの豊富さです。

他のサービスでは見つけにくいマイナー作品も多数取り扱っており、特定ジャンルのファンには重宝されています。

また、「シーモア読み放題」という月額780円からの読み放題プランがあり、対象作品約1万冊以上を無制限で読めます。

さらに、NTTドコモのdポイントが貯まる・使えるため、ドコモユーザーには特に便利です。

コミックシーモアの弱み

一方で、コミックシーモアには弱点もあります。

メジャーな少年マンガや最新の人気作品のラインナップはやや弱めで、他サービスと比べると品揃えに偏りがあります。

また、UI（ユーザーインターフェース）がやや古い印象で、特に検索機能や本棚の整理機能は使いづらさを感じることがあります。

ポイント還元率も基本は5%程度と、他サービスと比べると標準的な水準です。

こんな人におすすめ

コミックシーモアは以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• TLマンガやレディースコミックをよく読む人
• dポイントを活用したい人
• 読み放題サービスでコスパよく読みたい人
• 長く安定して使えるサービスを求める人

特に「特定ジャンルを深く掘り下げて読みたい」という方には強みを発揮します。

ebookjapan：半額クーポンの使い勝手が抜群

ヤフー（現在はLINEヤフー）が運営するebookjapanは、半額クーポンの配布頻度が高く、PayPayとの連携が魅力の電子書籍サービスです。

ebookjapanの強み

ebookjapanの最大の特徴は、頻繁に配布される「半額クーポン」です。

新規登録者には70%オフクーポンが配布されるほか、既存ユーザーにも週に1回程度の頻度で半額クーポンが配布されます。

また、PayPayとの連携により、購入時にPayPayボーナスが貯まるほか、貯まったPayPayボーナスで支払うこともできます。

品揃えも約13万冊以上と充実しており、特に講談社や集英社の作品が豊富です。

ebookjapanの弱み

一方で、ebookjapanには弱点もあります。

読み放題プランがないため、大量に読む人には都度課金が負担になる可能性があります。

また、半額クーポンは使用条件（対象外の出版社がある、上限金額がある等）があるため、すべての作品に適用できるわけではありません。

さらに、アプリの安定性にやや難があり、特に大型アップデート後にはバグが発生することもあります。

こんな人におすすめ

ebookjapanは以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• 半額クーポンを活用して賢く購入したい人
• PayPayユーザー
• 講談社や集英社の作品をよく読む人
• セール情報をこまめにチェックできる人

特に「定期的に開催される半額セールを活用したい」という方には大きなメリットがあります。

まんが王国：試し読みの充実度No.1

まんが王国は、無料試し読みページ数の多さが特徴的な電子書籍サービスです。

「じっくり内容を確認してから購入したい」という方に特におすすめです。

まんが王国の強み

まんが王国の最大の特徴は、無料試し読みページ数の多さです。

多くの作品で3〜5話分（約100ページ程度）が無料で読めるため、内容をしっかり確認してから購入を決められます。

また、ポイント還元率も高く、通常購入で10%、セール時には最大50%のポイント還元があります。

さらに、「じっくり読み」という読み放題サービスもあり、一部の作品が無料で読めるのも魅力です。

まんが王国の弱み

一方で、まんが王国には弱点もあります。

全体的な品揃えは約8万冊と、他の大手サービスと比べるとやや少なめです。

また、一部の大手出版社の作品がラインナップから抜けていることがあります。

ユーザーインターフェースもやや古い印象で、特に検索機能や本棚の管理機能は改善の余地があります。

こんな人におすすめ

まんが王国は以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• 購入前に内容をしっかり確認したい人
• ポイント還元率を重視する人
• 青年マンガやレディースコミックをよく読む人
• 新しいマンガとの出会いを求める人

特に「無料試し読みで十分に内容を確認してから購入したい」という慎重派の方には最適です。

dマガジン：雑誌読み放題+マンガも楽しめる

NTTドコモが運営するdマガジンは、主に雑誌の読み放題サービスですが、一部のマンガも読めるのが特徴です。

dマガジンの強み

dマガジンの最大の特徴は、月額440円という低価格で200誌以上の雑誌が読み放題になる点です。

「週刊少年ジャンプ」「週刊少年マガジン」などの人気漫画雑誌も含まれており、最新号を読むことができます。

また、雑誌に掲載されているマンガはもちろん、一部の単行本も読み放題の対象となっています。

さらに、ドコモユーザーでなくても利用できるため、キャリアを問わず利用可能です。

dマガジンの弱み

一方で、dマガジンには弱点もあります。

マンガの単行本は限定的で、読み放題対象の作品数は他の専門サービスと比べると少ないです。

また、雑誌は基本的に最新号と数ヶ月分のバックナンバーしか読めないため、過去の作品をさかのぼって読むことはできません。

さらに、ダウンロードして読める作品数に制限があるため、オフライン環境での利用には注意が必要です。

こんな人におすすめ

dマガジンは以下のようなマンガ好きにおすすめです：

• 雑誌とマンガの両方を楽しみたい人
• 連載中の最新マンガをいち早く読みたい人
• コストパフォーマンスを重視する人
• 様々なジャンルの雑誌に触れたい人

特に「マンガ雑誌を定期的に読んでいる」という方には大きなコスト削減になります。

自分に合った電子書籍サービスの選び方

ここまで各サービスの特徴を見てきましたが、結局どのサービスを選べばいいのでしょうか？

自分に合ったサービスを選ぶためのポイントをまとめます。

読書スタイル別おすすめサービス

あなたの読書スタイルに合わせたおすすめサービスは以下の通りです：

大量に読む重度のマンガ好きの場合

月に10冊以上読むヘビーユーザーなら、Kindle Unlimitedがコスパ最強です。

月額980円で対象作品が読み放題になるため、単純計算でも1冊100円以下で読めることになります。

特に過去の名作をまとめて読みたい場合には最適です。

特定ジャンルを深掘りしたい場合

読むジャンルが決まっている場合は、そのジャンルに強いサービスを選びましょう：

• 少年マンガ中心：Kindle、楽天ブックス
• 少女マンガ中心：BookLive!、ebookjapan
• TL/レディースコミック：コミックシーモア、まんが王国
• 青年マンガ：まんが王国、ebookjapan

お得に読みたいコスパ重視の場合

予算を抑えつつ効率よく読みたい場合は、クーポンやポイント還元を活用しましょう：

• 半額クーポン活用：ebookjapan（週1回の半額クーポン）
• ポイント還元重視：楽天ブックス（SPUで最大16%）、BookLive!（最大20%）
• セール頻度重視：Kindle（頻繁な大型セール）、まんが王国（ポイント50%還元セール）

複数サービスの併用という選択肢

実は多くのヘビーユーザーは、複数のサービスを使い分けています。

例えば以下のような組み合わせが効果的です：

1. Kindle Unlimited + ebookjapan
   →読み放題で大量に読みつつ、最新作は半額クーポンで購入
2. 楽天ブックス + まんが王国
   →楽天経済圏でポイントを貯めつつ、試し読みが充実したサービスで新作探し
3. dマガジン + BookLive!
   →雑誌で最新連載をチェックし、気に入った作品は単行本で購入

このように複数サービスの強みを組み合わせることで、より効率的にマンガを楽しむことができます。

電子書籍サービスを最大限活用するためのコツ

最後に、電子書籍サービスをより賢く使いこなすためのコツをご紹介します。

無料トライアル期間を活用する

多くの電子書籍サービスでは、初回登録時に無料トライアル期間や特別クーポンが提供されています。

例えば：

• Kindle Unlimited：初回30日間無料
• 楽天ブックス：新規登録で最大1,000ポイントプレゼント
• BookLive!：新規登録で50%オフクーポン
• ebookjapan：新規登録で70%オフクーポン

これらを順番に活用することで、かなりお得にマンガを読むことができます。

セール情報をこまめにチェックする

電子書籍サービスでは、頻繁にセールが開催されています。

特に以下のタイミングは要チェックです：

• 月初・月末（多くのサービスでセールが開催される）
• 祝日・連休前（大型セールが多い）
• 新刊発売時（既刊が割引されることが多い）
• アニメ化・映画化のタイミング（関連作品がセールになることが多い）

各サービスのメールマガジンやSNSをフォローしておくと、セール情報を見逃しにくくなります。

ポイント有効期限に注意する

多くの電子書籍サービスでは、貯まったポイントに有効期限があります。

例えば：

• 楽天ブックス：楽天ポイントは通常1年間有効
• BookLive!：6ヶ月間有効
• コミックシーモア：180日間有効
• ebookjapan：PayPayボーナスは付与から60日間有効

ポイントの有効期限が近づいたら、次に読みたい作品をリストアップしておくと良いでしょう。

まとめ：あなたのマンガライフを豊かにする電子書籍サービスを見つけよう

電子書籍サービスは、それぞれに特徴があり、一概にどれが最高とは言えません。

あなたの読書スタイル、好みのジャンル、予算に合わせて最適なサービスを選ぶことが大切です。

この記事で紹介した比較ポイントを参考に、ぜひあなたに合った電子書籍サービスを見つけてください。

また、無料トライアルを活用して複数のサービスを試してみるのもおすすめです。

電子書籍サービスを賢く活用すれば、従来の紙の本よりもお得に、そして便利にマンガを楽しむことができます。

あなたのマンガライフがより豊かになることを願っています！

最後に、電子書籍サービスは日々進化しており、新しい機能やサービスが追加されることもあります。

定期的に各サービスの最新情報をチェックして、常に最適な選択ができるようにしておきましょう。